サンティアゴ巡礼中のアドバイス

巡礼をはじめる

巡礼に必要な物を忘れずに準備しましょう。 荷物に関するアドバイスについてお読みください。

巡礼中に通る村のほとんどで薬局やスーパーに保険センターがあります。 しかし、常に緊急用に小さな救急箱のようなものを もっていくべきです。

救急箱には以下のものを持っていくとよいでしょう。

  1. ガーゼ
  2. 包帯
  3. バンドエイド
  4. 炎症抑制剤、またはアスピリン
  5. Compeed(靴擦れ防止クリーム)
  6. 消毒液
  7. 殺菌消毒剤
  8. 日焼け止めクリーム: 日中の巡礼で 太陽光は巡礼路を歩くあなたの左側から差し込みます。 体の左半分には 特にクリームを十分に塗って日焼け対策をしてください。
  9. バセリナ、保湿クリーム、 靴擦れ防止クリーム
  10. アレルギー対策の薬
  11. 小さいハサミ

長い距離を歩く巡礼で重い荷物を持っていくと 疲れやすくなり、ひざや足首への負担が大きくなるのでおすすめしません。 上記の理由から、本当に必要なものだけを本当に必要なものだけをパッキングするようにしましょう。

本当に必要なものとは? 続いて、巡礼に必要な基本アイテムを いくつか紹介します。

  • 登山靴
  • 軽くて背負いやすいデザインのリュック
  • 歩きやすい服
  • 帽子
  • 履きなれた靴
  • 水筒
  • 寝袋
  • 洗面道具
  • 必要書類

その他、巡礼に役立つ荷物についてはサンティアゴ巡礼に 必要な荷物は? の記事で詳しく説明しています。

ボタフメイロが行われる宗教行事がある日は 下記の日程になります。

  • 1月6日: 公現祭
  • 復活の主日
  • キリストの昇天祭: 復活祭の39日前
  • 5月23日: クラビホの戦い記念日
  • 聖霊降臨祭: 復活祭の50日後
  • 7月25日: 聖ヤコブの祝日
  • 8月15日: 聖母被昇天祭
  • 11月1日: 諸聖人の日
  • 王であるキリストの祝日: アドベント(待降節=キリストの降誕を待ち望む期間) の第1日曜日の前の日曜日
  • 12月8日: 無原罪聖母の日
  • 12月25日: クリスマス
  • 12月30日: 聖ヤコブの移送

大聖堂の修復工事により、2019~2020年はボタフメイロの儀式は行われません。

あなたがサンティアゴに到着する日が上記の日程と合わない場合、お金を払ってボタフメイロ の儀式をお願いすることができます。 詳細は、botafumeiro@catedraldesantiago.es へご連絡下さい。

コンポステーラは、徒歩で100㎞、もしくは自転車で200㎞を巡礼し、 サンティアゴ巡礼を終了した巡礼者に送られる書類です。 サンティアゴ大聖堂が発行する巡礼証明書は、 巡礼者が持参する巡礼手帳のスタンプがきちんと押されていることを確認してから渡されます。 スタンプのチェックの他にも、巡礼証明書を手に入れるには 巡礼の動機が宗教的・精神的・内省といった理由である必要が あります。

サンティアゴにある巡礼者事務所 (Rúa do Vilar, 1. Tel. 981 568 846)では、 サンティアゴ巡礼の目的が、スポーツや観光など宗教的な目的でない場合 に発行する証明書をもらうことも 可能です。

また、サンティアゴ巡礼ルート沿いで亡くなられた方に対する “In memoriam”と呼ばれる巡礼証明書もあります。

さらに詳しい情報は、コンポステーラ のページをご覧ください。

クレデンシャルは、自分が巡礼者であることを示すパスポートです。 巡礼者がどのルートをどこからどこまで巡礼したか また、巡礼の方法(徒歩・自転車・馬)は何なのかを記録する 手帳です。 巡礼の出発点にある 巡礼友の会の事務所や、教会に 公設のアルベルゲ(巡礼宿)で購入することが可能です。

巡礼の正式書類であるクレデンシャルは、サンティアゴ・デ・コンポステーラ到着後に 巡礼証明書を獲得したい時に必ず必要となります。 クレデンシャルは、折りたたみ式のカードです。 アルベルゲや教会などのスタンプを押す欄があり、巡礼者は1日に最低2個の スタンプを押してもらう必要があります。

サンティアゴの巡礼者事務所では、巡礼手帳のスタンプの日付と徒歩や馬での巡礼であれば最低100㎞、 自転車では200㎞を巡礼したかを確認します。 そのため、クレデンシャルを紛失すると 巡礼事務所であなたの巡礼を証明できないため、コンポステーラ(巡礼証明書) を発行することができません。

詳細を知りたい方は、サンティアゴ巡礼の クレデンシャル をご覧ください。

サンティアゴ巡礼に挑戦する方の動機や状況は人それぞれ。 時間的・体力的な事情から巡礼路の全行程を制覇できない人もいます。 大事なことは自分のリズムで、無理をせずに

サンティアゴのオブラドイロ広場まで無事に到着することです。 ご自分に必要だと思う時間をかけて 巡礼してください。 サンティアゴ到着にいくら時間をかけても問題ありません。 週末に区間ごと、もしくは今年は半分の距離で来年に残りを半分、 1カ月に1区間ごと巡礼することもできます。 ですから、各自の状況に最も適した方法で 巡礼をすることができます。

巡礼手帳に押されるスタンプに有効期限はありませんので、 最後に終了した地点から再び巡礼を始めても問題はありません。

巡礼路の行程をどう分けるか、自分の巡礼スタイルに最も適した行程作りで お困りの方は、私たちにご連絡下さい。あなたの疑問を解決し、あなたにとって 最良の巡礼計画をお手伝いします。

サンティアゴ巡礼は、ルートの種類やその距離数からして 体力的に厳しいものです。そのため、最低限の体力づくりをおすすめします。 巡礼者の中でよくある間違いは、 体調が整っていない状態で巡礼を始めてしまうケースです。

歩きや自転車であっても、事前にトレーニングをして 備えることが必要です。 自転車巡礼者は、自転車のパンク修理のパッチの貼り方や ブレーキの調整方法、自転車の一般的なメンテナンスについて知っておくべきです。 事前に自転車専門店や修理上などを調べておくのも大事です。 各行程で緊急時に利用できる 自転車関連のサービス施設の有無など詳しい情報は、当サイトの行程情報にある サービス施設の欄をご確認下さい。

グループでの巡礼は、メンバーひとりひとりの事前のトレーニング の内容や 時間量も違うので、さらに難しくなる点もあります。 サンティアゴまでグループ全員で到達する目的のためには、 事前にひとりである程度のトレーニングをして 体力をつけることが望ましいでしょう。

馬に乗って の巡礼 をする場合でも、巡礼前のトレーニングは基本です。 事前に乗馬の経験があることが必要です。

まずは、愛犬を連れての巡礼にはいくつもの問題が発生することを 巡礼前に考えなくてはいけません。 公営の巡礼宿ではペットを連れての宿泊は禁止されているため、 事前に宿泊施設について計画する段階で 問題が発生します。 私営の宿泊施設にしても、状況が劇的に改善されるわけではありません。 各宿泊施設に連絡してペット同伴でも宿泊が可能かを 事前に確認していく必要があります。

詳しい情報については、当サイトのブログで紹介している記事 ペット 同伴のサンティアゴ巡礼 を合わせてご覧下さい。

1年を通して どの季節 でも巡礼でき、季節ごとの良さがあります。各自ご自由に決めて頂ければと思いますが、 中でも春と秋(4・5・9・10月)の時期の巡礼がおすすめです。 この時期は、 明るい時間が長く、気候も温暖ですし、夏よりも巡礼者の数が 少ないので歩きやすいといえます。

サンティアゴへ到着する巡礼者の75%が、7月と8月の2カ月間に集中し、 特にフランス人の道沿いで巡礼者の数が急増します。 巡礼者の数が増えることで 巡礼路で公営の巡礼宿でベッドを確保することが非常に難しくなります。 しかし、私営の巡礼宿やホステルにホテル、 カサ・ルラルやパソと呼ばれる田舎にある魅力的な宿泊施設を利用することが可能です。

一方、北の道(海の道とも呼ばれる)は、 巡礼方法(徒歩・自転車)を問わず、夏の巡礼をおすすめします。 この時期は、気候が 温暖で、巡礼宿の数も十分にあります。自然の風景が 最も美しく見える時期です。 それに対し、銀の道は カセレスやサラマンカといった町を通る銀の道では夏の気温が非常に高く、 人が全くいない区間があるため春の巡礼が理想です。

まとめると、サンティアゴ巡礼のどのルートを選んでも巡礼に適した 季節は春と秋です。

巡礼者の中には、巡礼路沿いにテントを張って寝る人もいますが、 サンティアゴ巡礼の主要ルートでは、タイプ別の宿泊施設を利用 することができます。 巡礼路沿いにある主要な宿泊施設を紹介します。

  1. 公営の巡礼宿(アルベルゲ): 市、または小教区の運営
  2. 民間の巡礼宿(アルベルゲ)
  3. ホステルとペンシオン
  4. ホテル
  5. カサス・ルラレス
  6. (ガリシア地方の城館を宿泊施設にした)パソ

巡礼路沿いには、非常に多くの公営・民間巡礼宿を見つけることができます。 公営と民間の巡礼宿の大きな違い:

  • 公営の巡礼宿: 市営や教会区のもので、 それらの大多数は、公務員やボランティアスタッフに聖職者が巡礼者の対応します。 1泊辺りの宿泊費を設定せずに、巡礼者各自の気持ちを寄付するスタイルになっています。 寄付制を理由に、 お金を一切払わない巡礼者がいるために、 1泊辺りの最低料金を設定せざるを得なくなる場所が出てきました。 自治州運営による公営のアルベルゲの料金は6~8€になります。 公営の宿を事前に予約することはできず、宿に到着した順番で巡礼者に ベッドが与えられます。 巡礼者の数が大幅に増える月に巡礼する場合は、 この点をご注意ください。 公営の巡礼宿では、歩き巡礼者が優先される点も知っておく必要があります。 到着順で場所が埋まっていくため、より早く移動できる自転車巡礼者 が有利だからです。
  • 民間の巡礼宿: 1泊辺りの宿泊費用が設定されています。 各施設によって料金は変わりますが、10~16€ぐらいです。 民間の巡礼宿では、部屋のタイプを選ぶことができる上に、 手頃な料金のメニューやサービスを 利用することができます。 民間の巡礼宿では、事前に予約することが可能です。

巡礼者が多く利用する巡礼路では、村ごとに巡礼宿があります。 フランス人の道では、各行程で公営と民間の巡礼宿がありますので、 巡礼者にとっても宿が見つけやスくなっています。 一方、銀の道のように 巡礼者が少ないルートでは、宿が全くないわけではありませんが、 宿の数がかなり少ないです。

多くの人は、当日の宿の心配して歩くよりも、 目的地では、ホテルや田舎にある宿泊施設の部屋で休めることが分かった状態で、 安心して日々の巡礼体験を楽しみたいと考えています。

巡礼路が通っている村の大部分で、国内にある大手銀行 とATMを見つけることができます。 また、村にあるスーパーや宿などでクレジットカードでの支払いに 対応しているところがあります。

いずれにしても、少額の買い物やお店でカード支払い対応の機械が 機能していない場合のことを考えてある程度の現金を用意することをお勧めします。

中世時代の巡礼者のように巡礼をしたいという場合、 最小限の予算で巡礼することは可能です。 それとは逆に、何不自由なく巡礼を楽しむオプションも あります。

1日の平均予算は、約30€は必要になるでしょう。

  • 公営の巡礼宿での宿泊費: 6~8 €/1泊
  • 朝食: 3€(朝食の内容は、一般的にコーヒーとパン)
  • 昼食: 8~10€(巡礼者用の昼食メニューの平均価格)
  • 夕食: 8~10€(巡礼者用の夕食メニューの平均価格)

その他、薬局で薬や絆創膏などを買わなくてはいけなかったとか、 巡礼沿いのバルでスナックや水を買った、巡礼が終わって飲む一杯のビールや洗濯機や乾燥機を使うためのお金、 教会や美術館に入るための入場券など予定外の出費やちょっとした買い物に必要なお金を8~10€程、 余分に用意しておくといいでしょう。

レストランでの昼食や夕食にかかる食費を節約したければ、 巡礼仲間とグループで、スーパーで食料を買う方法もあります。 巡礼路が通る村では、 食料を調達できるお店が、最低1件は見つけることができます。 外食を避けることで、 1日の予算を大きく節約することができます。

上記の内容から巡礼の予算を最小限に抑えることはお分かり頂けるかと思いますが、 そこまで出費を抑える予定ですか?

  • 必要な道具の購入: トレッキングやサイクリング好きの方であれば、 すでに必要な道具をお持ちであるはずですので、巡礼のために新たに購入する必要はないでしょう。 しかし、そうでない場合は、 最初の投資として、巡礼に必要な服や道具などを全て買わなくてはなりません。 準備品にかかる出費に迷う方も、巡礼から帰ってきて他のルートも歩いてみたくなったらどうでしょうか? その場合、次の巡礼時には 必要なものは全て持っている状態になります。いずれにしても、靴やリュックは何年も持ち、巡礼以外のことにも使えます。 全て巡礼だけのためにかかるコストではありません。 巡礼の準備品を購入する時、 最もお金がかかるのが靴です。 歩いて巡礼するのですから、 足をきちんと保護する靴が必要です。靴だけは、お金を出し惜しむことなく いいものを買いましょう。 他に、購入すべきものはリュック、 寝袋に巡礼中に必要な服ぐらいでしょう。
  • 巡礼出発点への移動とサンティアゴから家へ帰る時の移動手段: 巡礼の計画時、 次に説明する2つの点が重要です。 ひとつ目は、自宅からあなたが選んだ巡礼ルートの出発点の距離、アクセス方法、 そして移動手段ごとの料金です。 2つ目は、移動手段のチケットは事前に購入した方が 安くなるケースがほとんどだと いう事です。

巡礼の予算に多少の余裕を持って計画する場合、巡礼路において 幅広いメニューやひとつ上のレストランなどを楽しんだり、ホテルや魅力的な田舎の宿泊地などに滞在したり、 足のマッサージのサービスを受けることができます。

巡礼経験が豊富な人の大部分が、ひとりの巡礼をすすめます。 巡礼の目的のひとつに 自分探しがあります。ひとりで巡礼すると、 巡礼路中に遭遇するポジティブな体験を受け入れやすい状態にあります。

サンティアゴを目指してひとりで出発しても、日々の巡礼であなたと同じく ひとりで歩いている世界各国の巡礼者と一緒になり、 親しくなっていきます。 巡礼者それぞれの人生や体験を知りながら 歩いていく状況が忘れがたい経験となります。 あなたがどうしてもひとりで歩きたい場合は別ですが、 孤立することはないでしょう。

ひとりで巡礼するもうひとつのメリットは、公営の巡礼宿においてひとりで巡礼する人が優先されます。 巡礼路のホスピタリティーの伝統から 、常に最も弱いものへ助けが施されます。

しかし、もしあなたがグループで巡礼に興味がある場合も 個人の巡礼と同じくお勧めします。ひとりかグループか巡礼のスタイルを決める のは個人の判断であり、どちらがいいというものではありません。

サンティアゴ巡礼の全てのルートにおいて標識があります。 しかし、自治州や県によって標識の整備に差があります。 巡礼路において、 道を案内する標識が4タイプあります:

  • 黄色い矢印: 最も典型的な物であり、木や家、 アスファルトや石などに書かれています。 黄色い矢印の起源は、1970年台にオ・セブレイロの司祭だったエリアス・バリニャが フランス人の道に黄色い矢印をつけたことが始まりです。
  • 青い地に黄色いホタテ貝: 黄色い矢印の次に巡礼路で見ることができます。 ホタテ貝は、ヨーロッパ文化ルートとしての道であることを表しています。
  • 銅のホタテ貝: 数は大分少なくなりますが、このタイプのホタテ貝を 巡礼路内で見ることができます。
  • 交通標識や情報パネル: このタイプの標識は、自治州や県によって 変わりますが、自分の現在地を知るためにも役立つ情報となります。

その他、巡礼に役立つ荷物については、 サンティアゴ巡礼に 必要な荷物は? の記事で詳しく説明しています。

サンティアゴ巡礼には、歩き巡礼者はもちろんサイクリストにも魅力的な ルートがいくつもあります。 各自の好み、趣味、そして巡礼できる時間によって決めるといいでしょう。 例えば、 歩いて巡礼する場合、 1カ月以上かかって歩く距離を自転車で巡礼したら 約12日間程で終了することが可能です。

徒歩と自転車、どちらの巡礼方法を選んでもメリットとデメリットが存在します。 歩いた場合は、レストランや教会などに自由に入ることが可能だったり、 自転車の故障や夜に自転車の置き場について心配することはありません。 自転車で サンティアゴまで巡礼 する場合、1日の移動距離を稼げて各村を早く通過できますが、 就寝や食事の時間に自転車を安全に置いておける場所を常に探さなくてはいけません。

馬に乗っての巡礼 は、非常に特別な経験ですが、 事前の計画等、手配が多く面倒な選択肢と言えるでしょう。 徒歩や自転車等に比べると非常に少数派の巡礼スタイルですが、 巡礼路で非常に注目をひきます。 馬での巡礼は、馬の餌や馬を休ませるスペースがある宿など 馬巡礼特有の問題があり、都市部に入らないよう 馬に乗って巡礼できる代替ルートまでを計画しなくてはいけないケースがあります。 道路を走行する車の横を巡礼する危険性や 乗馬する人の体力や経験は考慮すべき重要点です。

これらの障害に対して、馬に乗って巡礼する人の計画やサービスを提供する ガリシアの会社が出てきました。これらの会社に依頼することによって、 巡礼を最大限に楽しむことができます。

巡礼の予算と同様に、巡礼に求めるスタイルや 優先するものがひとりひとり異なります。 冒険好きな方なら、日々の状況で宿を取っていき 巡礼中に通る町や見所を自由気ままに訪問することに 抵抗がないはずです。 全ての行程で起こるわけではありませんが、巡礼者が少ないルートにおいては 公営の巡礼宿やその他の施設も見つからずに、さらに先の行程にある村まで 移動しなくてはいけない場合がある点にご注意下さい。

一方、時間を最大限に有効活用し、観光名所へのビジットや事前に宿を予約したい方は、 ピルグリムがお客様のお望みに合わせて巡礼を計画いたします。 是非、ご相談下さい。

論理的なアプローチからルートや行程を計画して出発するのがおすすめです。 とはいえ、巡礼路のコンディションや難易度、巡礼路が通る地方の天候も様々ですので、 多少変更の融通がきくプログラムを立てるのがいいでしょう。

自分が巡礼する行程について、まずは最低限の下調べが大事です。 行程の流れや難易度、巡礼路にある宿や天候などについて 一通り分かってから、巡礼の準備をするといいでしょう。 上記の情報を分析しておけば、巡礼中に起こるトラブルに対して迅速かつ適切な 決断を取ることが可能となります。

フランス人の道を選んだ場合、他の巡礼ルートとよりも巡礼に必要なサービスや 設備が整っています。 巡礼者を対象とした宿はもちろん、ペンシオンなどの宿泊施設にレストランなど の施設を各村で利用でき、短い場合だと通常10㎞間隔で 見つけることが可能です。 フランス人の道は非常に長い道ですが、より多くのサービスが利用できるため 巡礼中に起こる思わぬアクシデントの数を大幅に減らすことができます。

巡礼ルートの計画方法

出発点を決定したら、絶対その通りにやらなくてはいけないということではないにしろ、 多くの巡礼者が行う予め決まった巡礼行程 を知ることができます。 各自、自分の体力や年齢等に合わせた行程を作るとよいでしょう。 通常、1日の巡礼距離は約20㎞ですが、若くて体力がある方ならば 30~35㎞まで歩くことが可能です。 7日間ごとに1日休息日を設け、 体力を回復させながらサンティアゴまで巡礼するプログラムも検討するとよいでしょう。

55歳以上の方なら、1日の巡礼距離を10~15㎞内にするのがおすすめです。 もし 何らかの病気をお持ちの方は、日々の巡礼距離を計画する際に病院や緊急サービスセンターがどこにあるのかを 予め確認しておくべきでしょう。

また、お子様 を連れて巡礼する場合、12歳以下の子供であれば1日に15㎞以上歩かせるべきではありません。 行程を短く刻みながらも、途中に少し長い行程を入れるとよいでしょう。 お子様や年齢の高い方による巡礼は、 通常よりも巡礼中に発生するアクシデントが増加します。 高齢の方や 子供は体力に限界があるので、体力が落ちてきたら目的地まで歩くことに執着しないことが大事です。 無理をすると、次の日に疲労ややる気の低下と といった症状が出てきます。

本当のサンティアゴ巡礼は、あなたの家を出たところからすでに始まっています。 しかし、多くの巡礼者は巡礼路沿いの様々な場所まで移動して巡礼を スタートします。 巡礼の出発地点までのアクセス方法については、当サイト の において 巡礼出発点までの主要なアクセス方法や移動手段に関する 情報をご確認下さい。

中世の時代、サンティアゴ巡礼路は巡礼者各自の家を出発したところから始まりました。 現代のように移動手段がなかったので、サンティアゴ到着した巡礼者たちは再び 自分の家を目指して歩いていきました。

自宅からサンティアゴまで巡礼を始めたいなら、国内の主要ルートへ合流するサブルート がどこにあるのかを知る必要があります。

  • マドリードの道: スペインの首都マドリードを起点とし、グアダラマ山脈を超えます。 セゴビア、バリャドリード、レオンの南に広がるメセタを通り、サアグンで フランス人の道に合流します。
  • アラゴンの道: スペインとフランスの国境であるソンポルト峠と ナバーラ地方のプエンテ・デ・ラ・レイナまでを結ぶ道です。
  • プリミティボの道: 9世紀、聖ヤコブの遺体を確認するため、 アルフォンソ2世(純潔王)が巡礼した道です。 オビエドを起点とし、ガリシア州のメリデからフランス人の道と 合流します。
  • サルバドールの道: サン・サルバドールの道とも呼ばれるこの道は、 レオンとオビエドを結ぶ道です。 伝統的に、レオンからオビエドまでの分岐ルートを歩いた巡礼者の目的は サン・サルバドール大聖堂を参拝することでした。 オビエドからは、プリミティボの道を進んで メリデでフランス人の道に合流しました。
  • 羊毛の道: アリカンテを起点とし、ラ・マンチャ地方を通って ブルゴスまで続く道です。ブルゴスからフランス人の道に合流します。 ほとんど知られていないこのルートですが、 道が通る地方が羊毛貿易の重要地であり、起源は新石器時代まで 遡るとされています。
  • レバンテの道: バレンシアを起点とし、イベリア半島を囲む地中海側から大西洋側へ向かうこの道は、 スペイン国内の5つの自治州を通過して、ガリシア州へ到達します。 この道が通るサモラで、 銀の道へ合流します。
  • 寝袋
  • バスクの道: この道の起点となるイルンは、ローマ時代にイベリア半島中央部への玄関都市だったため、 このルートはサンティアゴ巡礼の中心軸でもありました。 イルンからリオハ地方のサント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダを結び、 サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダからフランス人の道に合流します。
  • 山の道: もしくは古くからの道と呼ばれるこのルートは、ビルバオからビジャフランカまでを結びます。 ビジャフランカからフランス人の道に合流します。
  • ル・ピュイの道: ヴィア・ポディエンシスとも呼ばれるこの道は、ル・ピュイ=アン=ブレを起点とします。 終着点であるサン・ジャン・ピエ・ド・ポーでフランス人の道へ合流します。
  • ポルトガル海岸の道: ポルトを出発し、レドンデラまで沿岸部沿いを巡礼します。 ガリシア州へフェリーに乗ってアクセスし、ア・グアルダへ到着します。 ビーゴの港町から遠くにシエス島を眺めながら進みます。 レドンデラでポルトガルの道に合流し、 サンティアゴを目指します。
  • 冬の道: セブレイロからガリシアへ入る巡礼者が、冬季に積雪のセブレイロ越え を避けるために利用した道です。 ポンフェラーダから出発し、 シル川に沿って、ガリシア州4県を通過しながらサンティアゴへ 到着するルートです。
  • アロウサ湾ウジャ川のルート: 聖ヤコブの遺体を乗せた舟がガリシア に到着するまでの海川ルートです。 ポンテセスレスに到着後、 ポルトガルの道を進んでサンティアゴに到着します。
  • バスタンの道: バイヨンヌを起点とし、終了地点のパンプローナで フランス人の道と合流するルート。歴史豊かな109㎞の道。 この道は、中世に王様や軍隊による巡礼で 非常に多く利用されました。 カミーノ友の会の努力により、 この道が復興しました。

他のルート: バイヨンヌの道、エブロ川の道 南東の道、サナブレスの道、カディスの道、モサラべの道、サン・フアン・デ・ラ・ペニャ経由のカタランの道、 サラゴサ経由のカタランの道

別の個所でも何度も説明していますが、昔は巡礼者が自分の家を出るところから 巡礼が始まりました。 しかし、巡礼が非常に困難だったことから 現代では、巡礼ルートの開始点としてれた次の場所が設定されています。 ロンセスバジェス、ソンポール峠、オビエド、サンティアゴ橋など…

出発点を選ぶときに、まず考慮すべき点は 巡礼期間です。各自、巡礼できる日数によってどこから出発できるかを決めることができます。 自分が選んだ巡礼ルートの行程情報を確認し 、巡礼日数から 出発点を選んでください。

真のサンティアゴ巡礼、また昔の巡礼の本質に忠実に行いたいなら 自宅から始める巡礼があります。 現代の生活リズムや環境が理由で、 家からサンティアゴまで巡礼路を完歩するのは非常に困難です。そのため、巡礼のルートや出発点が設定されています。

巡礼を始まる前に最初にどの道を歩くかを選びます。ルートは種類が幅広く、 どのルートも標識により案内されています。 有名な黄色い矢印は、国内のあちこちで 発見することができます。 サンティアゴ巡礼の主要ルートは下記のとおりです。

初めて巡礼を経験される方に最もおすすめの道は フランス人の道です。理由は、巡礼者が利用できる宿が多く、標識がしっかりしているので歩きやすいこと、 ルートも易しく、歴史文化遺産が多いからです。 上記の理由から 巡礼の精神を感じながらも安心して歩くことが可能です。

フランス人の道を経験した後は、自信がついて他のルートも挑戦したくなり、 巡礼も十分に楽しむことができるでしょう。 初心者ならフランス人の道を巡礼しなくてはいけない、という訳ではないですが、 現在、社会的・観光的現象のひとつとして知られている サンティアゴ巡礼を体験するために最適なオプションです。

ルートを選ぶ時、自分の予算も考慮すべきです。 例えば、フランス人の道を巡礼する時、最初から最後まで公営のアルベルゲ(巡礼宿)に宿泊することが可能ですが、 他のルートでは、多くの行程で私営のアルベルゲ(巡礼宿)やホステルにホテルに宿泊しなくてはなりません。

また、巡礼方法についても考えた方がいいでしょう。なぜなら各ルートによって より最適な巡礼方法というものがあります。 例えば、歩き巡礼に理想的なルートはフランス人の道です。馬での巡礼なら、銀の道、 北の道やプリミティボは、自転車巡礼におすすめです。

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